夏の高校野球予選の季節です。
既に始まっている県もあれば、
抽選で組み合わせが決まって開会を待つ県もあり。
そんな中、学生時代を過ごした兵庫県の組み合わせを見るたびに
大変そうだなと思うことがあります。
対戦相手や甲子園までに何回勝つ必要があるのかとか
そういうことではなく、試合をする球場のことです。

兵庫県は神戸やら姫路やら西宮やら、
南部に人口が集中しているような感じなのですが
予選の開催される球場は神戸や明石だけでなく、
日本海側の豊岡等の球場でも行われたりします。
対戦するどちらかの高校がその球場に近ければよいのですが
今年の組み合わせをざっとみたところで
須磨−尼崎西、姫路−東灘(ともに14日・豊岡こうのとりスタジアム)など
南部の高校が日本海側に出向いて試合をしなければいけなかったり、
逆に 豊岡総合−出石(16日・姫路球場)のように
日本海側の高校同士なのにわざわざ南部で試合をしなければならないパターンもあり。
地域性と強弱のバランスが合わないという事もあるのかもしれませんが
実際に試合をする選手だけでなくその応援に駆けつける人達も含めると
かなりの負担になるのかなと思ったりします。

こうした遠距離の移動による疲労を蓄積等で思いもがけないところで
負けてしまったり、逆に大番狂わせを演じて勝ち進む高校があったりするのかな
と考えると相当な実力と運を兼ね備えていないと
近くて遠い甲子園がとてつもないものに感じたりします。
この組み合わせに関係者の方々は一喜一憂されているかとは思いますが、
少なくとも自分達の実力だけは出し切って
やりきった感をもって夏を迎えてもらいたいなと思います。
10月27日付 日刊スポーツの報道「仁志、清水、藪らがFA宣言」へのコメント:

プロ野球が危機と世間では騒がれているけれど
それは本当に経営者側だけが悪いのかと考えさせられてしまう。

そもそも球団経営をビジネスと考えるのは誤りかもしれないが
ビジネスでは人件費が経費のかなりの割合を占めることになる。
球団ではその人件費が上がる一方。
必然的に球団経営に影響が出るわけで。
統合するという話が出た段階で「困った」「延期しろ」「反対」
という言葉は出たけど人件費の削減についての話は
ほとんどでてこなかったように思う。
選手会もストはするとは言ったけど
「年俸を〜する」といった話はしなかったのでは。

そしてシーズンが終わるとFAの話が出てくる。
メジャーに行くならともかく、
「国内の他の球団の評価を聞いてみたい」なんて言うと
金銭的な評価を求めているようにしか聞こえないのは気のせいだろうか。
そうして個々人が年俸を上げていくことは国内のリーグを続けていくことに
プラスなんだろうか。
選手の主張と行動がズレているような気がして仕方がない。

他にもいくつもの問題が重なっているんだろうけど
今回はとりあえずこの側面からだけ。

人の頑張り

2004年9月23日 スポーツ
さっきテレビでパラリンピックの放送をやってました。
そういえばオリンピックが終わってしばらく経つんだなぁ
と思いながら見てました。
パラリンピック特有の競技(ゴールボールとかです)をやってたり。
どの競技であろうがみんな一生懸命というのは世界共通ですな。

そんなパラリンピックやオリンピックを見ていて
感心させられるのがメダルを獲ることよりも
自己ベストを更新すること(あくまで競技種目に限りますが)。
もちろん自己ベストでメダル獲得なら言うことないわけですが。
「自己ベストで4位」もかっこいいと思います。

そんな大きな舞台で自分の最高の力を出せる人たちが羨ましいです。
私が陸上競技をしていた時は大きな大会で自己ベストなんて
1度も出せませんでしたから。
(出るのは記録会とか県の大会とかでだけ。)
精神的に非常に弱かったもので。身体だけ培っても勝てないのですよ。
というか精神的に弱いのは今も変わりありませんが。
ああ、太く生きたいなぁ(人間的に)。
ということで陸上の試合を見に行ってきました。
電車とバスで2時間ほどかけて熊谷まで。
インターハイの関東予選を1日中見てました。

関東は北関東と南関東に分かれてて羨ましいなと昔から思ってました。
他の競技はよく知らないけど、
陸上のインターハイの出場権って各種目で各都道府県6位以内に入った人が出場できる
地区大会で6位以内に入ることで得られるので
関東(8都県)が2つ(4都県ずつ)に分かれると
出場権を得られる可能性が高くなるわけです。
その点、私が高校時代に陸上に携わった近畿地区は
6府県各6人ずつから6位以内に入らないとインターハイに行けなかったわけで。
(しかもレベル高いし)
県で1位になっても近畿で6位に入れず悔しい思いをしたなぁ。

なんて思いながらちょっと高校生気分になって観戦してました。
北関東、南関東とも同じ競技場でやってくれるので
決勝レースとかが2本ずつ見れてちょっとお得でした。
男子の砲丸投とかも優勝争いが見応えあったし。
女子の円盤投は風向きがよろしくなかったのか
なんとなく記録が低調な印象でした。
(元投擲選手だったものでそっちにばかり目が行ってしまうのです)
4×100mRも男女計4本見て
1日観戦しただけで結構いい競技ばかり見れた気がします。
(男子の5000mの海外留学生の圧勝には閉口しましたが。
 何の目的で留学生を連れてきてるのかよくわからない。
 またそのうち書きます)
インターハイ出場権を獲得された方々、おめでとうございます。

そんでまた2時間以上かけて帰宅。
ふぅ、久しぶりに野外で1日観戦したのですっかり日焼けしてしまいました。
でもスポーツ観戦は気持ちいいなぁ。
本日友人と千葉マリンスタジアムに初めて行ってきました。
野球ではひいきのチームはないものの(読売は嫌い)、
千葉ロッテは他球場でなら千葉ロッテファンの友人(本日行った友人とは別)と
応援したことはあったし
今回は千葉ロッテ側の人間として観戦してました。

…うーむ、いろんな意味で貴重な試合が見れました。
先発は2回持たずに11点取られて降板するわ、
攻撃は相手投手のどの球に狙いを絞っているのかよく分からずに
つながることもなく走者を3塁に進めるのが精一杯。
8回に20点目取られたときは味方応戦席から拍手が起こってしまったくらい。
ちょっとかわいそうになってしまいました。
結局ロッテは完封負け。
試合後なかなかベンチから引き揚げず、ミーティングでもしてるのかと思ったら
記事のような事態に。
まぁ確かにこの結果を見せられて悔しいのは選手よりも
応援してる人たちだと思います。
千葉マリンの応援団はマナーがよくて好感が持てます。
けどあれだけ見せ場がないと応援のしようがないし。

ただこんなことで終わる監督・チームではないと思うので
沈滞ムードを切り替えていただきたいと思います。
スタジアムも海風が感じられて心地よかったしまた応援に行こうっと。