学校のセンセイ (ポプラ文庫)
2010年10月30日 読書
ISBN:978-4-591-12098-9 文庫
飛鳥井 千砂 ポプラ社 発売:2010/10 672円
教師になりたいという強い情熱を持っていたわけではなく
家を離れたかったからという理由で全国の教員採用試験を受けて
たまたま受かった名古屋で教師になった、結構面倒くさがりの主人公。
真面目で何事も真剣に捉える担任からは一歩引いた目線で
生徒達をみる副担任として生徒からはそれほど嫌われていないようだけれど
そんな彼が面倒だと思うことは日を追うにつれて増えていって。
一方で偶然街で目にした女性が近くに住んでいるということから
プライベートにも少しずつ広がりが出てきたり。
もちろん問題を持ち込む生徒だけでなくて
自身だけで以外の周囲のことまで気を配れる生徒もいて、
結果として問題を1つ解決できることになるのだけれど。
自分がもし先生だったとしたら、もっと真正面から行ってしまうかもなぁ
という気がして、ただそれがよい解決にたどり着くとは限らなくて
(むしろ担任の先生のように悪い方へ行きそう)
主人公のように生徒達の少し上のお兄さんというくらいの目線で
見られた方がうまく行くんだろうなぁと思う部分があって
面倒くさいと思うことがだめだということをを否定できないですし。
これが今時の高校生や先生なのかどうか分からないけれど
自分が過ごした高校時代と違ったり、もしかしたらあったけど知らない部分
を見ることができた気がして良かったかなと思います。
主人公と同年代の20代半ばの人たちが読むとちょうど良い1冊かもしれません。
(自分も単行本が出た頃に読んでいればちょうど良かった気が…)
飛鳥井 千砂 ポプラ社 発売:2010/10 672円
教師になりたいという強い情熱を持っていたわけではなく
家を離れたかったからという理由で全国の教員採用試験を受けて
たまたま受かった名古屋で教師になった、結構面倒くさがりの主人公。
真面目で何事も真剣に捉える担任からは一歩引いた目線で
生徒達をみる副担任として生徒からはそれほど嫌われていないようだけれど
そんな彼が面倒だと思うことは日を追うにつれて増えていって。
一方で偶然街で目にした女性が近くに住んでいるということから
プライベートにも少しずつ広がりが出てきたり。
もちろん問題を持ち込む生徒だけでなくて
自身だけで以外の周囲のことまで気を配れる生徒もいて、
結果として問題を1つ解決できることになるのだけれど。
自分がもし先生だったとしたら、もっと真正面から行ってしまうかもなぁ
という気がして、ただそれがよい解決にたどり着くとは限らなくて
(むしろ担任の先生のように悪い方へ行きそう)
主人公のように生徒達の少し上のお兄さんというくらいの目線で
見られた方がうまく行くんだろうなぁと思う部分があって
面倒くさいと思うことがだめだということをを否定できないですし。
これが今時の高校生や先生なのかどうか分からないけれど
自分が過ごした高校時代と違ったり、もしかしたらあったけど知らない部分
を見ることができた気がして良かったかなと思います。
主人公と同年代の20代半ばの人たちが読むとちょうど良い1冊かもしれません。
(自分も単行本が出た頃に読んでいればちょうど良かった気が…)
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