ISBN:978-4-06-319287-2 コミック
末次 由紀 講談社 発売:2010/06 440円

1巻から9巻までまとめて読みました。

暗記した札の位置を見分けていち早く取りにいく、
競技としての百人一首は実際には観たことはないのだけれど
ルールは何となく知っていてそれほど違和感なく入り込めました。

対戦相手や仲間も個性が強い人が多くて
競技に徹する者がいれば
歌の意味やそこにこめられた思いを重要視する者あり。
あれだけ長い期間続けてもなかなか自身で直す部分がある
という根気強い努力が必要な所がある一方で
見分けだけでなく聞く力までが有利に働くとなれば
少し別次元だなと思う部分もありますが…。

高校時代のクラスメイトに
百人一首がすごいという噂の人がいたけれど
あぁこういう世界で戦っていたんだなというのを
イメージから一歩踏み込んだ部分で
感じることができた気がします。

まだ成長途中という感じで先も楽しみですね。

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