ISBN:978-4-16-722809-5 文庫
酒井 順子 文藝春秋 発売:2010/2 520円

時代が進むにつれて
新しいコミュニケーションや様式が生まれてくる中で
それらに対してどう接していくのがよいか
について触れてあるエッセイ。

礼儀作法というよりは
相手との関係の中でいかに気まずい雰囲気に
持ち込まないように予防線を張るか
または避けることのできない事態に対していかに円滑に、
または最小限のダメージで乗り切るかということについて
こうすればよいのでは、という形で記してあるので
あぁ確かにそうかもなぁと思う部分も多々あり。

また、お受験のマナーのように将来的に必要になるのかなというマナーや
母と娘の間のマナーのように
自分にとっては客観的にしか捉えられないマナーもあって
総じて現代の精神的な部分の礼儀作法として
頭の隅に置いておくと便利かもと感じる部分もある1冊でした。

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