ISBN:978-4-396-33533-5 文庫
森見 登美彦 祥伝社 発売:2009/10 590円

以前に読んだことがあるので
文庫版は見送ろうと思ったのですが
「走れメロス逃走図」なるものがついていて
ついつい入手してしまいました。

春の朝を感じる『桜の森の満開の下』、、
夏の少し涼しげな夕暮れを感じる『百物語』、
夏の蒸し暑い夜を感じる『山月記』、
秋の夕方の雨上がりの空を感じる『藪の中』、
秋の日没直前の夕景を感じる『走れメロス』。

それぞれのストイックさが笑いにつながるものがあれば
物悲しさにつながるものもあり。
学園祭シーズンとしては
秋を感じる2編がちょうど良い感じの1冊かと。

コメント