空色ヒッチハイカー (新潮文庫)
2009年8月19日 読書
ISBN:978-4-10-135183-4 文庫
橋本 紡 新潮社 発売:2009/7 540円
夏、突然姿を消した兄の車で
西へと進む高校生の主人公。
一番最初に乗せたヒッチハイカーを同行者として
途中でもどんどん人を乗せて運んで。
そんなヒッチハイカー達は
何かを失った人であったり
何かを探している人であったり
単にその地域に普通に生きている人であったり。
主人公も乗せた彼らから
何かを見つけたり思い出したり。
ヒッチハイカーというとどうしても旅行者に
目が行きがちになってしまうのですが
こうやってみると敷居が低いなと改めて思ったり。
そうして進んでいって
目的地が単なる放浪や逃避の終着点ではなく
目標だったことに
この旅が意味を持つことになるのかなと思いつつ。
自分はもう主人公のように若くはないので
こんなさわやかさと冒険心の入り混じったことは
もうできないなとは思うのですが
ちょっと日常から外れてみたいなという
気持ちにはなれる1冊の気がします。
橋本 紡 新潮社 発売:2009/7 540円
夏、突然姿を消した兄の車で
西へと進む高校生の主人公。
一番最初に乗せたヒッチハイカーを同行者として
途中でもどんどん人を乗せて運んで。
そんなヒッチハイカー達は
何かを失った人であったり
何かを探している人であったり
単にその地域に普通に生きている人であったり。
主人公も乗せた彼らから
何かを見つけたり思い出したり。
ヒッチハイカーというとどうしても旅行者に
目が行きがちになってしまうのですが
こうやってみると敷居が低いなと改めて思ったり。
そうして進んでいって
目的地が単なる放浪や逃避の終着点ではなく
目標だったことに
この旅が意味を持つことになるのかなと思いつつ。
自分はもう主人公のように若くはないので
こんなさわやかさと冒険心の入り混じったことは
もうできないなとは思うのですが
ちょっと日常から外れてみたいなという
気持ちにはなれる1冊の気がします。
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