神戸在住 10 (アフタヌーンKC)
2009年7月31日 読書
ISBN:978-4-06-321182-5 コミック
木村 紺 講談社 発売:2008/1 540円
神戸の街を中心に描かれてきたこちらの話も最終巻。
大学生活も終盤を迎えて就職活動やらが絡んでくる一方で
過去のいろんな思いを整理したり
旅立ちや別れに思いを巡らせる等若干暗い雰囲気もありつつ
将来への道が少しずつ見えてくるという感じで。
この作品で主人公が神戸という街に暮らしてきた時間と
自分が神戸に関わった時間とが一緒くらいの長さで
自分の時間の方は既に懐かしいという感覚と
当時の出来事がどんどんと記憶の彼方に去りつつあるのに
作品の中には何となく瑞々しさが残っているといいますか。
全体として前半の巻を読んでいた頃は新鮮さがあったのに対し、
後半の巻を読む頃には少しずつ感傷的な気分になってきたようで
この10巻も読み終わった時には
なんかこの世界から遠く離れてしまったなぁ…
というような感覚に陥ったのですが
それはそれで良いのかなとも思えて
総じて楽しく読めた作品だったかなと思います。
住めるものならもう1度神戸に住んでみたいですね。
木村 紺 講談社 発売:2008/1 540円
神戸の街を中心に描かれてきたこちらの話も最終巻。
大学生活も終盤を迎えて就職活動やらが絡んでくる一方で
過去のいろんな思いを整理したり
旅立ちや別れに思いを巡らせる等若干暗い雰囲気もありつつ
将来への道が少しずつ見えてくるという感じで。
この作品で主人公が神戸という街に暮らしてきた時間と
自分が神戸に関わった時間とが一緒くらいの長さで
自分の時間の方は既に懐かしいという感覚と
当時の出来事がどんどんと記憶の彼方に去りつつあるのに
作品の中には何となく瑞々しさが残っているといいますか。
全体として前半の巻を読んでいた頃は新鮮さがあったのに対し、
後半の巻を読む頃には少しずつ感傷的な気分になってきたようで
この10巻も読み終わった時には
なんかこの世界から遠く離れてしまったなぁ…
というような感覚に陥ったのですが
それはそれで良いのかなとも思えて
総じて楽しく読めた作品だったかなと思います。
住めるものならもう1度神戸に住んでみたいですね。
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