きつねのはなし (新潮文庫)
2009年7月28日 読書
ISBN:978-4-10-129052-2 文庫
森見 登美彦 新潮社 発売:2009/6 500円
新潮文庫の100冊プレゼントのオビ付だったので購入。
あともう1冊は何にしようかね。
古道具屋に勤めている間に
奇妙な取引に巻き込まれてしまったり
何でも知っている先輩の本当の姿は…だったり
不思議なものにおびえる側が
いつの間にか不思議のもの側に成り代わっていたり
闇の中で起こる水の絡んだ謎の事象であったり。
京都にありそうな不思議さと
京都ということで不思議に感じてしまう人間の作為が
織り交ざっていてそれがまた妖しさを増幅させている感じで
それは狐の仕業のようでそうとも言い切れない
妖しい力が作品の周囲を取り囲んでいるようで。
今回は笑いは一切なくて
読んでる季節が夏なので若干怪談っぽく感じられるけれど
ぞくっと背筋が凍るというよりかは
ゆったりと吹き抜けていく生ぬるい夜風のような感じ
の1冊だった気がします。
森見 登美彦 新潮社 発売:2009/6 500円
新潮文庫の100冊プレゼントのオビ付だったので購入。
あともう1冊は何にしようかね。
古道具屋に勤めている間に
奇妙な取引に巻き込まれてしまったり
何でも知っている先輩の本当の姿は…だったり
不思議なものにおびえる側が
いつの間にか不思議のもの側に成り代わっていたり
闇の中で起こる水の絡んだ謎の事象であったり。
京都にありそうな不思議さと
京都ということで不思議に感じてしまう人間の作為が
織り交ざっていてそれがまた妖しさを増幅させている感じで
それは狐の仕業のようでそうとも言い切れない
妖しい力が作品の周囲を取り囲んでいるようで。
今回は笑いは一切なくて
読んでる季節が夏なので若干怪談っぽく感じられるけれど
ぞくっと背筋が凍るというよりかは
ゆったりと吹き抜けていく生ぬるい夜風のような感じ
の1冊だった気がします。
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