ISBN:978-4-408-53527-2 単行本
山本 幸久 実業之日本社 発売:2008/10 1,680円
東京のバス会社にてバスガイドとして働く主人公には
多彩なお客さんと種々のコースのガイドが待っていて
それに加えて新人の教育をする羽目になったり
思わぬ悪意に遭遇してしまったり。
ほんの少し前まで学生だった子達に
マナーからガイドまで短い期間で教え込む、
というか同じ方向を向かせるのだけでも
大変そうだなぁというのが何となく伝わってきます。
ただ主人公にも同じように誰かに教えてもらっていた新人時代があって
今は今で厳しい上司や同僚、少々お節介な運転士に助けられて
自分なりのガイドができるまでになって。
そんな主人公と自分とが強いて共通する所と言えば
同期で仲の良かった人間は皆辞めてしまって
同志しか残っていない所や
あまり先のことまで考えられていない所とかですかね。
マスコットのアルヒくん自体は可愛らしいのに
個々のバスの名前は全て鳥の名前が漢字になっていたり
本社が月島で少し離れた社員寮が元旅館という所が妙に渋かったり。
他にも個人的には「おいしいもの工場めぐり」に行ってみたいな、とか
それにしてもこの会社の社歌の最後の3回繰り返しはどう歌うのだろう?とか
本筋以外の部分も微妙に気になるところが多い1冊でした。
山本 幸久 実業之日本社 発売:2008/10 1,680円
東京のバス会社にてバスガイドとして働く主人公には
多彩なお客さんと種々のコースのガイドが待っていて
それに加えて新人の教育をする羽目になったり
思わぬ悪意に遭遇してしまったり。
ほんの少し前まで学生だった子達に
マナーからガイドまで短い期間で教え込む、
というか同じ方向を向かせるのだけでも
大変そうだなぁというのが何となく伝わってきます。
ただ主人公にも同じように誰かに教えてもらっていた新人時代があって
今は今で厳しい上司や同僚、少々お節介な運転士に助けられて
自分なりのガイドができるまでになって。
そんな主人公と自分とが強いて共通する所と言えば
同期で仲の良かった人間は皆辞めてしまって
同志しか残っていない所や
あまり先のことまで考えられていない所とかですかね。
マスコットのアルヒくん自体は可愛らしいのに
個々のバスの名前は全て鳥の名前が漢字になっていたり
本社が月島で少し離れた社員寮が元旅館という所が妙に渋かったり。
他にも個人的には「おいしいもの工場めぐり」に行ってみたいな、とか
それにしてもこの会社の社歌の最後の3回繰り返しはどう歌うのだろう?とか
本筋以外の部分も微妙に気になるところが多い1冊でした。
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