笑う招き猫 (集英社文庫)
2009年6月6日 読書 コメント (2)
ISBN:978-4-08-746006-3 文庫
山本 幸久 集英社文庫 発売:2006/1 580円
本と酒をこよなく愛す
千葉近辺の書店員&出版社の集まりという
酒飲み書店員による
「第2回酒飲み書店員大賞受賞作」の帯に魅かれて購入。
立ち飲み屋でジョッキ片手に読んでみました。
女性2人組の漫才コンビ「アカコとヒトミ」は
初舞台こそ緊張でなかなかうまく行かないものの、
経験を積むことによって徐々に頭角を現して行き
ついにテレビにも出ることに。
ただテレビの自分達は…という話の中で
コンビ結成の経緯や普段のライブ・練習の様子も描写されていて。
ここで描かれるような葛藤は
お笑いを生業とする方は一度はぶつかっている
もしくは乗り越えるべき壁をありのままに描いているのかなと
勝手に思ってます。
師匠と言うべき人はいないのかもしれないけれど
いい指導者や仲間に囲まれていて
羨ましいなと思う部分もあります。
それ以外にも自転車や相方や招き猫、
それぞれが大事にしているものがいろいろ出てきて
その大事にする気持ちが重要なのかなと。
正直今まではファンの人間を追いかけたり応援することの気持ちが
分からない部分が大きかったのですが
応援する人の気持ちもほんの少し判った気がします。
この先、テレビや舞台、
どこを中心に活躍していくことになるのかはわからないですが
長く2人が続いていくことを願いたくなるような1冊でした。
山本 幸久 集英社文庫 発売:2006/1 580円
本と酒をこよなく愛す
千葉近辺の書店員&出版社の集まりという
酒飲み書店員による
「第2回酒飲み書店員大賞受賞作」の帯に魅かれて購入。
立ち飲み屋でジョッキ片手に読んでみました。
女性2人組の漫才コンビ「アカコとヒトミ」は
初舞台こそ緊張でなかなかうまく行かないものの、
経験を積むことによって徐々に頭角を現して行き
ついにテレビにも出ることに。
ただテレビの自分達は…という話の中で
コンビ結成の経緯や普段のライブ・練習の様子も描写されていて。
ここで描かれるような葛藤は
お笑いを生業とする方は一度はぶつかっている
もしくは乗り越えるべき壁をありのままに描いているのかなと
勝手に思ってます。
師匠と言うべき人はいないのかもしれないけれど
いい指導者や仲間に囲まれていて
羨ましいなと思う部分もあります。
それ以外にも自転車や相方や招き猫、
それぞれが大事にしているものがいろいろ出てきて
その大事にする気持ちが重要なのかなと。
正直今まではファンの人間を追いかけたり応援することの気持ちが
分からない部分が大きかったのですが
応援する人の気持ちもほんの少し判った気がします。
この先、テレビや舞台、
どこを中心に活躍していくことになるのかはわからないですが
長く2人が続いていくことを願いたくなるような1冊でした。
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