凸凹デイズ (文春文庫 や 42-1)
2009年4月21日 読書
ISBN:978-4-16-775345-0 文庫
山本 幸久 文藝春秋 発売:2009/2 610円
従業員3名の小さなデザイン事務所が舞台。
主人公自身が暖めてきたキャラクターが
採用されそうになるのだけれど
厄介な条件付で葛藤することになったり
さらに仕事が進むにつれて障害が多々出てきたり。
事務所の人間は年下の主人公を下っ端扱いするでもなく
常に仲間として、一つの個性として接していて
そしてそれぞれが自分の役割を分かっているから
自信を持って仕事ができるのかなと。
その自信によってぶつかり合うこともあるけれど
それがより結束を固める結果となったり。
本編に描かれていない部分で痛かったり辛かったりする部分も
本当は多々あるのだろうけれど
彼女らのように活き活き感だけは忘れないで
仕事をしていけたら幸せなんだろうなと思います。
そして文庫版の書き下ろし『凸凹ホリデー』は本編の後日談を
いつも事務所を気にかけている広告会社の人間からの視点で。
他の作品とつながっていそうな部分も少しあって。
(アヒルがイメージキャラクターのバス会社とか)
ちょっと他のも読んでみたくなる1冊でした。
山本 幸久 文藝春秋 発売:2009/2 610円
従業員3名の小さなデザイン事務所が舞台。
主人公自身が暖めてきたキャラクターが
採用されそうになるのだけれど
厄介な条件付で葛藤することになったり
さらに仕事が進むにつれて障害が多々出てきたり。
事務所の人間は年下の主人公を下っ端扱いするでもなく
常に仲間として、一つの個性として接していて
そしてそれぞれが自分の役割を分かっているから
自信を持って仕事ができるのかなと。
その自信によってぶつかり合うこともあるけれど
それがより結束を固める結果となったり。
本編に描かれていない部分で痛かったり辛かったりする部分も
本当は多々あるのだろうけれど
彼女らのように活き活き感だけは忘れないで
仕事をしていけたら幸せなんだろうなと思います。
そして文庫版の書き下ろし『凸凹ホリデー』は本編の後日談を
いつも事務所を気にかけている広告会社の人間からの視点で。
他の作品とつながっていそうな部分も少しあって。
(アヒルがイメージキャラクターのバス会社とか)
ちょっと他のも読んでみたくなる1冊でした。
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