まひるの月を追いかけて (文春文庫)
2009年3月12日 読書
ISBN:978-4167729011 文庫
恩田 陸 文藝春秋 発売:2007/5 620円
奈良を舞台としたミステリー。
と言っても奈良で事件が起きるのではなくて
不意に呼び出された奈良の地で主人公の周囲を取り巻く
秘密や謎が徐々に明らかになっていく感じ。
互いの嘘や秘密によって物語の行き着くところが
最後の方まで分からなくなっていて。
じゃあ奈良に関係ないかというとそういうわけでもなく。
ともかく誰かが誰かに直接的に殺される
ということがなかったのが幸いと言うべきか。
飛鳥、山の辺の道、奈良市内、法隆寺と
間は端折られていますが
場所によって結構な距離を歩いてるなぁという感じです。
あと、古墳の多さが死者と隣り合わせに生きているよう
というような描写があったのですが
そういう見方をしたことがなかったので
あぁそうなのかと改めて感じたり。
奈良市内以外の奈良の情景を知るにはよい1冊かもしれません。
恩田 陸 文藝春秋 発売:2007/5 620円
奈良を舞台としたミステリー。
と言っても奈良で事件が起きるのではなくて
不意に呼び出された奈良の地で主人公の周囲を取り巻く
秘密や謎が徐々に明らかになっていく感じ。
互いの嘘や秘密によって物語の行き着くところが
最後の方まで分からなくなっていて。
じゃあ奈良に関係ないかというとそういうわけでもなく。
ともかく誰かが誰かに直接的に殺される
ということがなかったのが幸いと言うべきか。
飛鳥、山の辺の道、奈良市内、法隆寺と
間は端折られていますが
場所によって結構な距離を歩いてるなぁという感じです。
あと、古墳の多さが死者と隣り合わせに生きているよう
というような描写があったのですが
そういう見方をしたことがなかったので
あぁそうなのかと改めて感じたり。
奈良市内以外の奈良の情景を知るにはよい1冊かもしれません。
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