ISBN:978-4-591-10840-6 単行本
小川 糸 ポプラ社 発売:2009/2 1,575円
アンティークのきもののお店を営む女性の1年間のお話。
東京の、お寺と路地が多くて今も昔ながらの風景が残る
谷中・根津・千駄木のいわゆる谷根千エリアを中心に
お客さんとしてやってきた男性との恋や
ご近所の方々とのやりとりが季節の移ろいとともに描かれていきます。
それは湯島天神の梅、谷中霊園の桜、根津神社の躑躅
といった植物で感じるものであったり
隅田川の花火、諏方神社の祭、鷲神社の酉の市
などの行事で感じるものであったり。
食べることも1つの中心になっていて。
街の空気の流れと恋の進展具合がゆったりしている中で
食べるという行為が感情の浮き沈みを表しているようで。
自分で作るものもあるけれど
多くはお店で買ってきたものを店先で食したり
界隈のお店で食事を楽しんだり。
登場するお店のほとんどが実在のお店で
昔からある伝統的なものからちょっとおしゃれなカフェまで。
時々近所の老紳士とデートに出かける浅草界隈もいい感じです。
個人的には現在このエリア近隣の在住なので
時たま自転車でへび道や路地をふらふら走ってみたり
根津神社に足を運んでみたり
谷中銀座で夕飯用の惣菜を買って帰ったりしてます。
この本も半分はランチついでに千駄木倶楽部で読みました。
書店で配布していたマップももらいましたが
本と合わせてこのエリアの散策のお供になるかなと。
持ち歩くには本が若干分厚めかもしれませんが…。
ゆっくりした時間を感じるのにいい1冊かなと思います。
小川 糸 ポプラ社 発売:2009/2 1,575円
アンティークのきもののお店を営む女性の1年間のお話。
東京の、お寺と路地が多くて今も昔ながらの風景が残る
谷中・根津・千駄木のいわゆる谷根千エリアを中心に
お客さんとしてやってきた男性との恋や
ご近所の方々とのやりとりが季節の移ろいとともに描かれていきます。
それは湯島天神の梅、谷中霊園の桜、根津神社の躑躅
といった植物で感じるものであったり
隅田川の花火、諏方神社の祭、鷲神社の酉の市
などの行事で感じるものであったり。
食べることも1つの中心になっていて。
街の空気の流れと恋の進展具合がゆったりしている中で
食べるという行為が感情の浮き沈みを表しているようで。
自分で作るものもあるけれど
多くはお店で買ってきたものを店先で食したり
界隈のお店で食事を楽しんだり。
登場するお店のほとんどが実在のお店で
昔からある伝統的なものからちょっとおしゃれなカフェまで。
時々近所の老紳士とデートに出かける浅草界隈もいい感じです。
個人的には現在このエリア近隣の在住なので
時たま自転車でへび道や路地をふらふら走ってみたり
根津神社に足を運んでみたり
谷中銀座で夕飯用の惣菜を買って帰ったりしてます。
この本も半分はランチついでに千駄木倶楽部で読みました。
書店で配布していたマップももらいましたが
本と合わせてこのエリアの散策のお供になるかなと。
持ち歩くには本が若干分厚めかもしれませんが…。
ゆっくりした時間を感じるのにいい1冊かなと思います。
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