ISBN:978-4-16-327480-5 単行本
柴崎 友香 文藝春秋 発売:2008/10 1,300円
いろいろ自由にやっても
それほど疲れることのなかった学生時代に比べると
社会人の生活は疲れたりストレスが溜まりやすかったり。
そんな時に何かに頼りたいなと思った時に
占いという存在があったらそれを気にしてしまうかも。
とは言っても自分がもし占ってもらったとして「悩みは?」と聞かれても
すぐにポンポンと出てこないような気がするし
だからと言って幸せだと思っているわけでもなく。
この話の中には占いとか夢の中のような話やらが出てくる中で
現実を超えた方向に誘われていってしまいそうなのだけれども
日常はちゃんと進んでいて
ちょっとした事件も起こるけれどそれらも日常の中で流れていって。
最近の自分にはすっかりないなぁと思う、
誰かの家に集まってみんなでワイワイという学生のような感覚も少し残りつつ
もう少ししたら周囲の人達のことも考えなければということも
うっすらと見え隠れしている気もします。
全体としてはちょっと掴みどころがないような気もするけれど
それはそれで人生とか生活とかいうことなのかなとも思う1冊でした。
柴崎 友香 文藝春秋 発売:2008/10 1,300円
いろいろ自由にやっても
それほど疲れることのなかった学生時代に比べると
社会人の生活は疲れたりストレスが溜まりやすかったり。
そんな時に何かに頼りたいなと思った時に
占いという存在があったらそれを気にしてしまうかも。
とは言っても自分がもし占ってもらったとして「悩みは?」と聞かれても
すぐにポンポンと出てこないような気がするし
だからと言って幸せだと思っているわけでもなく。
この話の中には占いとか夢の中のような話やらが出てくる中で
現実を超えた方向に誘われていってしまいそうなのだけれども
日常はちゃんと進んでいて
ちょっとした事件も起こるけれどそれらも日常の中で流れていって。
最近の自分にはすっかりないなぁと思う、
誰かの家に集まってみんなでワイワイという学生のような感覚も少し残りつつ
もう少ししたら周囲の人達のことも考えなければということも
うっすらと見え隠れしている気もします。
全体としてはちょっと掴みどころがないような気もするけれど
それはそれで人生とか生活とかいうことなのかなとも思う1冊でした。
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