ISBN:978-4-86176-517-9 文庫
村山 早紀 ピュアフル文庫 2008/5 ¥567
とある街に夕暮れ時になると
こっそり現れるコンビニたそがれ堂。
そこの品揃えはコンビニにしては
結構不思議なものが多くて
自分が探している大事なものも
見つけることができるとか。
そんなコンビニを通した5つの短編集。
元々児童向けだったものを文庫化する際に
大人向けに若干仕様変更したとのことですが
ちょうどすらすらと読める感じになっていました。
人と人とのつながりは
時にものを介している時もあるわけで。
自分にも幼稚園の頃仲良しの女の子がいたけど
向こうの引越しでお別れしたっけ…
とかふと思い出してしまった「コンビニたそがれ堂」、
ものに対する思いは親子で変わらないんだな
と感じさせられる「手をつないで」、
ものと言えるかは微妙だけれど
声を通して時代を超えてつながっていく「桜の声」。
中には人同士ではなくものや動物からの思いを描いた短編も。
自分の身の回りのものや動物が
もし人間と同じような感情を持っていると仮定すると
全てのものが自分を好きでいてくれているのかは
分からないけれど
「あんず」の猫や「あるテレビの物語」のテレビのように
短い時間しか関わりがなかったとしても
大事にしてくれている人間を好きでいてくれるといいなと思うわけで。
人間ももちろんそうなのですが
ものや動物を大事にしたいなと
思う気持ちが強くなる1冊でした。
村山 早紀 ピュアフル文庫 2008/5 ¥567
とある街に夕暮れ時になると
こっそり現れるコンビニたそがれ堂。
そこの品揃えはコンビニにしては
結構不思議なものが多くて
自分が探している大事なものも
見つけることができるとか。
そんなコンビニを通した5つの短編集。
元々児童向けだったものを文庫化する際に
大人向けに若干仕様変更したとのことですが
ちょうどすらすらと読める感じになっていました。
人と人とのつながりは
時にものを介している時もあるわけで。
自分にも幼稚園の頃仲良しの女の子がいたけど
向こうの引越しでお別れしたっけ…
とかふと思い出してしまった「コンビニたそがれ堂」、
ものに対する思いは親子で変わらないんだな
と感じさせられる「手をつないで」、
ものと言えるかは微妙だけれど
声を通して時代を超えてつながっていく「桜の声」。
中には人同士ではなくものや動物からの思いを描いた短編も。
自分の身の回りのものや動物が
もし人間と同じような感情を持っていると仮定すると
全てのものが自分を好きでいてくれているのかは
分からないけれど
「あんず」の猫や「あるテレビの物語」のテレビのように
短い時間しか関わりがなかったとしても
大事にしてくれている人間を好きでいてくれるといいなと思うわけで。
人間ももちろんそうなのですが
ものや動物を大事にしたいなと
思う気持ちが強くなる1冊でした。
コメント