昭和 写真の1945〜1989 【第1部】オキュパイド・ジャパン
たぶん昨年12月以来の東京都写真美術館にて。
4部構成になっていて今回が第1部。
昭和20年代の戦争終盤から占領までが
展示の中心になっていました。

戦争が終わった翌年になっても
至るところに空襲の残骸と思われる瓦礫が残っていたり、
占領下の日本において至るところに英語表記の
看板や標識が立てられたりしている様子や
そんな中を生きている日本人の写真を見て、
自分たちが生きている土地にもかつてこういう光景が
あったんだと改めて認識させられた次第です。

自分はこれから何ができるんだろうということで
悩むことが多いですが、
写真の中の人々はどうやって明日を生きようかと考えていたり、
逆にこんなこともできるんだということを示してくれたり。
具体的な形ではないけれど希望というものが少し見えた気がします。

あと、作品にフォトモンタージュが多いなと思ったのと
カメラ向けに意識的に撮られたものも
そこそこあるのかなと感じました。

今回、4部までの通しでチケットを購入したので
残りもまた見に来ます。

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