或る日々の光景

2006年9月16日 読書
数週間前にアマゾンで手に入れた
と言っていた画集です。
この画家の石居麻耶さんは
数ヶ月前にネット上のブログで
偶然見つけた方で
そこに作品も掲載しておられて
あっいいなと思ったわけで。

風景の切り取り方が絶妙なのです。
タイトルの通り、自分の視界の中に入ってくる風景を
絵にとどめたような感じで
「あっ、こういう風景に出くわしたことある」
って思うような絵がたくさん。
個人的には風景画が好きなのでかなりのお気に入りです。

カーブミラーの中に映る町の風景だったり、
家の庭先と犬のいる光景だったり、
工場地帯と思われるクレーンの向こうに広がる空の風景だったり、
植物のある風景だったり、
線路沿いの風景だったり。
それぞれがフォーカスされたり遠望されたり、
人っていろんな距離感で物事を見ているんだなと
今さらながらに改めて気付かされてしまいます。

最近ののんびりしたい時に開く1冊になっています。
ブログ上の作品もどんどん更新されていますしこれからが楽しみです。

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