これくらいの

2006年4月29日 読書
仕事のことが完全に忘れられない状態
になりつつある今日この頃の休みの日
を上手く切り替えの日として有効利用すべく
小説あたりでもと思い書店に足を運んだ
のですがなかなかよい本が見つからず。

そもそも特定の好みの作家とかがいる
わけではなく、文庫本のタイトルとか裏の簡単なあらすじ
から面白そうなのをピックアップして
読んでいるのですが堅くなっている頭をときほぐすのに
よさそうな本がなかなか…
と思っていたところに発見した本。

ネット上で連載されているエッセイの一部分を本にしたもの
らしいのですが、文章が軽やかと言いますか
非常に読みやすい印象を受けました。
たぶん頭の回転が速い人なんでしょう。
主張と提案の中間のようなやや控えめ、
だけど時々毒の入った著者の意見や心情、妄想っぷり
がなんとなくツボをついているような気がします。
文章の中で言っていること、起こっていることがイメージしやすいし。
案外目線が近いのかもしれないです。
と言っても自分では周囲の物事をここまで楽しく表現できませんけど。
思ったよりもよい気分転換になったこともあって
しばらくはこの方の著書を読み漁っていると思います。

コメント