先月から国立近代美術館のフィルムセンター(京橋)の方で
ドイツとオーストリアの映画特集をやっているのを
知ったのが先週の週末。
そして今日行ってきました。

今週は伴奏つき無声映画の特集の週。
無声映画と言われると(実際は見たことないけれど)
映画の幕の横に弁士が立って
感情のままに映画に台詞をつけていく、そんなイメージで。
今回見たのは台詞ではなくあくまでも伴奏。
しかも伴奏者のギュンター・A・ブーフヴァルトさんは
結構有名なサイレントムービーの伴奏家だそうで。
最初は1本目の『巨人ゴーレム』だけ見るつもりだったのですが、
伴奏と映像の調和具合に感嘆させられてしまい、
2本目の『キリストの一生』も見てきました。
どちらも1920年代の無声映画なのに
伴奏が入ると映像が活力を帯びるとでも言いますか、
元々の映像が最近のイメージやCGではないリアルなもの
なのでそれが引き立つと言いますか。
この程度の表現しかできない自分が情けないですけど非常に良かったです。
初めての分野でしたが気に入りました。
この映画特集自体は3月までやってますが
伴奏つき無声映画は明日までなので明日も多分見に行ってます。

と、こんな風にいろいろな文化に触れられるのも東京にいるからこそだな
と最近つくづく感じます。
なのでいつまで東京にいるかは分かりませんが今のうちに
さんざん味わっておこうかと思います。

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