いつかここが

2005年4月16日 日常
家にいるときは大して感じないのだけど
外にいると「あぁ、今東京にいるんだなぁ」
といういまだに思ってしまうことがあります。

今日も映画を見た後に映画館の外に出たときにそれを感じました。
高層ビルがはるか向こうに見える夜の街。
その高層ビルの方へと向かっていく山手線。
大学の新歓が終わった後なのか駅前で騒ぐ学生。
空気というか雰囲気というか、嫌いではないけれど
関西とは違うなぁとまだ東京に慣れていない田舎者のように世界を見てしまいます。

平日も仕事を終わって会社を出た瞬間に広がる数多くの高層ビルと
8時間労働なんてはるかに越えているはずなのに
消える気配すらないオフィスの明かりを見て
同じようなことを感じてしまいます。

ただ2年も東京にいると無意識のうちに東京に染まっているはずで
実家に帰ったときに夜道がやけに暗いなぁと思ったり
人が歩いていないのを不気味に感じたり
昔は当たり前だったことが当たり前に感じられなくなっていると思います。

さて、何歳までここにいることになるのか。
関西に戻るのか、それとも予想もしない他の土地に行ってしまうのか、
まぁどこの土地でもあまり好き嫌いはないのでよいですが
もうしばらくは行く場所行く場所を関西と比較してしまう傾向が続きそうです。

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