時々現実から逃げ出したくなるときがあるのです。
知らない町へ消え去りたいような気分になるのです。
別に仕事がいやだからというわけでもなく
人間関係がどうのこうのいうわけでもなく。
う〜ん、なんというか…
昔誰かが言った
「将来に対する漠然とした不安」というのに近いかもしれないです。

社会に出てまだわずかしか経っていないけれど
将来がある程度見えてしまったような気がするのです。
今の会社は人の入れ替わりが激しいからいつかは自分も去ることになるでしょう。
そのうち自分にあった会社を見つけてそこで腰を据えることでしょう。
その間にいい人がいれば結婚とかしているかもしれません。
そうすると子供を育てつつ働くというスタイルに移行していくでしょう。
やがて定年を迎えるでしょう。
その時に残るものはあるのかなぁ、と。
はっきり言ってこれといった趣味はないし
仕事でも特に目立つわけでもなく
女性には尻にしかれるタイプだし
世間を上手く渡っていけるような術を持っているわけでもなし。
20年後がなんとなく想像できて嫌になってしまうのです。

そうして逃げ出したところで何にもならないのがある程度
分かっているから実際に逃げ出さないだけで。
考え過ぎなんでしょうか。
今のところは未来は曇り空です。

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