ふとどこでもいいから遠出したいという気持ちと
映画を見たいという気持ちが出てきて
両者の協議の結果、知らない街へ映画を見に行くということになりました。

それで知恵を振り絞って選択した場所は大宮でした。
見たい映画(「グッバイ、レーニン!」)を決めると
都市がある程度絞り込まれてしまったので。
まさか映画館があんな歓楽街にあるとは思わなんだが。
(だって周り風俗店だらけですよ)

今見終わって映画館から出てきたのでそのまま感想書きます。
なかなか味のある映画でした。
当時の東ドイツの映像が随所に織り込まれていて
どこからどこまでが新たに製作した映像なのか
途中で分からなくなってくるくらいでした。
資本主義が台頭してくるのとは逆に衰退していくけれども忘れられない社会主義
が若者と老人(もしくは権威者)として描写されていたのかなとも思います。
主人公と友人が母親を欺くために製作するニュースに
理想としての国家の在り方(あくまで社会主義からの観点で資本主義の人間から
見たら負け惜しみにしか聞こえないような事かも知れないけど)
のようなものが見えていたく感動させられました。
内容としては淡々と進んでいくかもしれないけれど
もう1度見たい映画です。

と感想はこの辺で。
さて、何も考えずに大宮に来たけどこれからどうしようかなぁ…。

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