怒りについて

2004年2月16日 日常
最近なんとなく思うこと。
自分たちは微妙な世代だなぁと。
何に関してかというと「怒り」について。

私たちと離れた世代の人はよく怒る人が多いように感じる。
それは一種の教育であり、アメとムチのように使い分ける人もいる。
怒り方も感情的な怒り方が一般的なような気がする。
ただ怒り方の限度は知っているように思われる。
それが世代が近づくにつれて
怒り方が論理的かつ穏やかになっているように感じる。
「〜だから…なんだ」と的を得ている言葉を含む怒りの割合が多くなる。

そして自分たちとごく近い世代、2、3歳だけ年の離れている人は
ほとんど怒りを表に出さないように思う。
本当に許せないときだけその怒りが表面化するだけで。
このあたりの世代からたぶん幼少期に怒られて学ぶということが
ほとんどなくなったのだろう。
怒られることは恐怖にしか感じない。
怒ることは人に不快感しか与えないというイメージを抱きがちになる。
そうして怒れなくなっているのが
自分も含め怒られずに育った世代なのだと思う。

自分は自分たちよりも下の世代にうまく怒ることができるんだろうか。
「怒り」の場面にほとんど出くわさないできた人たちに。
なんて「うまい怒り方」を考えている時点でだめなんだろうなぁ。
日記上で起こるのが精一杯だし。
上の人には怒られ、下の者には怒れずの板ばさみが続きそうな気がする。
あー微妙。

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