時間移動

2002年7月17日
今週末から?公開の映画「タイムマシン」。
実はこれの原作を1ヶ月ほど前に読みました。
まさか映画になってるとは知らずに。
最近CMやってるのを見て時間旅行をテーマにした
作品を作ったんだなと思ってたら
原作H.G.ウェルズになっててそこで初めて前読んだ本が
映画になったんだなということに今日気付いたのです。
へたに本の感想とか書かなくてよかった。

それでこの映画のサイトに行ってみるとあらすじが
載ってたので少し読んでみると、
・・・原作ほどおもしろくないかも。
最近の映画にお決まりの恋の要素が表に出すぎのような…。
見に行ってはみたいけれど失望しそうな気がする。

原作の方は非常におもしろかったです。
私たちの世代でタイムマシンって言われると
ネコ型ロボットが繰り広げるアニメの中に出てくる
道具の一つとして想像されると思います。
あのタイムマシンは時間移動と空間移動両方やってますが
原作はあくまでも時間移動のみです。
100年以上前の作品なのでちょこっと未来に対する展望が
現代とずれてるかもしれませんが知性の自殺、
つまり文化や科学の発展につれてそれに頼るあまり
人間自身が衰退した未来の社会を描写したその言葉が
現代にも少し当てはまりかけているような気がして恐くなりました。
これを読んで以来、ウェルズの作品をいくつか読んでます。
ちなみにこれから「透明人間」読みます。


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