ISBN:978-4-06-217854-9 単行本
畑野 智美 講談社 発売:2012/12 1,575円
なんとなくどの辺かは推測できるのだけれど、
海のある街の市民センター内の
図書館または児童館に勤める男女4人の
それぞれの視点からの物語。
結婚した同僚を少し忘れられないながらも
新しく入ってくる人に心惹かれて行ったり、
逆にそれを少し良く思わなかったり、
そこにさりげなくかつ冷静に入り込んでくることがあれば
自身の気持ちが揺れてしまったり。
各々が少し影の事情を抱えていたりで
読んでいる側としては
表向きの明るく振る舞う部分よりも強く見えてしまうのだけど
主に4人の関係の中で
それぞれの考えや思いに変化が表れて
それが良い方向に進んだり、そっちでいいのかという方向に進んだり。
自分は似たような世代の人間と一緒に仕事をしたことがあまりないので
こういう近しい年代の人たちと仕事をしたり
休日を過ごしたりする関係や
それぞれが仕事仕事していない部分に
少しうらやましさは感じつつ。
4人の話に出てくる4種類の動物たちは
それぞれの話の主人公を投影したものなのか、
それとも主人公たちの理想の相方なのか、
名前の付け方にも何かあるのか、
いろいろ気になりつつ読んでみた1冊でした。
畑野 智美 講談社 発売:2012/12 1,575円
なんとなくどの辺かは推測できるのだけれど、
海のある街の市民センター内の
図書館または児童館に勤める男女4人の
それぞれの視点からの物語。
結婚した同僚を少し忘れられないながらも
新しく入ってくる人に心惹かれて行ったり、
逆にそれを少し良く思わなかったり、
そこにさりげなくかつ冷静に入り込んでくることがあれば
自身の気持ちが揺れてしまったり。
各々が少し影の事情を抱えていたりで
読んでいる側としては
表向きの明るく振る舞う部分よりも強く見えてしまうのだけど
主に4人の関係の中で
それぞれの考えや思いに変化が表れて
それが良い方向に進んだり、そっちでいいのかという方向に進んだり。
自分は似たような世代の人間と一緒に仕事をしたことがあまりないので
こういう近しい年代の人たちと仕事をしたり
休日を過ごしたりする関係や
それぞれが仕事仕事していない部分に
少しうらやましさは感じつつ。
4人の話に出てくる4種類の動物たちは
それぞれの話の主人公を投影したものなのか、
それとも主人公たちの理想の相方なのか、
名前の付け方にも何かあるのか、
いろいろ気になりつつ読んでみた1冊でした。
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