百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)
2010年10月10日 読書
ISBN:978-4-396-33608-0 文庫
中田 永一 祥伝社 発売:2010/8 600円
表題作他3篇。
ふとしたきっかけから
偽の恋人同士を演じることになった「百瀬、こっちを向いて。」、
目を覚ましたらついていけないくらいの時が流れていて、
そこまでの時間を少しずつ取り戻していく「なみうちぎわ」
テープリライトのアルバイトで耳にした声は
毎日のように顔を合わせるあの人?、「キャベツ畑に彼の声」、
コンプレックスを隠すためについている嘘が
少しずつ膨らんでいく「小梅が通る」。
それぞれの主人公や周囲の人間が高校生を中心としていて
自分にはこんなこと直接はなかったような気がするな
とは思うものの、それほど非現実的と思う所もなく。
ちょっと頭を使っている人がいれば
情熱だけで一直線に近い人もいたり。
自分の高校生はもう10年以上前のことなので
今の高校生のことはほとんど分かりませんが
少なくとも作中の高校生は自分の身の回りにいたかもなぁ
と親近感を覚えるような1冊でした。
中田 永一 祥伝社 発売:2010/8 600円
表題作他3篇。
ふとしたきっかけから
偽の恋人同士を演じることになった「百瀬、こっちを向いて。」、
目を覚ましたらついていけないくらいの時が流れていて、
そこまでの時間を少しずつ取り戻していく「なみうちぎわ」
テープリライトのアルバイトで耳にした声は
毎日のように顔を合わせるあの人?、「キャベツ畑に彼の声」、
コンプレックスを隠すためについている嘘が
少しずつ膨らんでいく「小梅が通る」。
それぞれの主人公や周囲の人間が高校生を中心としていて
自分にはこんなこと直接はなかったような気がするな
とは思うものの、それほど非現実的と思う所もなく。
ちょっと頭を使っている人がいれば
情熱だけで一直線に近い人もいたり。
自分の高校生はもう10年以上前のことなので
今の高校生のことはほとんど分かりませんが
少なくとも作中の高校生は自分の身の回りにいたかもなぁ
と親近感を覚えるような1冊でした。
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