オアシス (河出文庫)
2010年5月7日 読書
ISBN:978-4-309-40812-5 文庫
生田 紗代 河出書房新社 発売:2006/9 525円
母と娘2人で生活、父親は単身赴任中、時々叔父がやってくる。
端から見ればごくごくありふれた日常なのだけれど
家庭内では少し複雑な事情を抱えていて
そこに引っ掛かる部分はあるものの
姉妹でうまくやりくりしていて。
いつかは元に戻るかもと思いつつ別の問題が出てきて
それらが解決するというよりも次の展開を迎えることによって
少し成長した感を受けるわけで。
家庭を守る立場の同性の親がこうなってしまった場合、
いつかは怒ってしまいそうになるのだけれど
そこまで至ることなく日々が過ぎていくのは
姉と妹で同じ問題を共有し対応していることと
日々の隙間や将来のどこかで発散したりできる部分を
うまく自身で作っているからなのかなと勝手に思ってみたり。
そこにたどり着くまでに散々怒ったのかもしれませんが。
自分のところの家庭はこのような感じではないですが
妙に現実感の強い1冊だった気がします。
生田 紗代 河出書房新社 発売:2006/9 525円
母と娘2人で生活、父親は単身赴任中、時々叔父がやってくる。
端から見ればごくごくありふれた日常なのだけれど
家庭内では少し複雑な事情を抱えていて
そこに引っ掛かる部分はあるものの
姉妹でうまくやりくりしていて。
いつかは元に戻るかもと思いつつ別の問題が出てきて
それらが解決するというよりも次の展開を迎えることによって
少し成長した感を受けるわけで。
家庭を守る立場の同性の親がこうなってしまった場合、
いつかは怒ってしまいそうになるのだけれど
そこまで至ることなく日々が過ぎていくのは
姉と妹で同じ問題を共有し対応していることと
日々の隙間や将来のどこかで発散したりできる部分を
うまく自身で作っているからなのかなと勝手に思ってみたり。
そこにたどり着くまでに散々怒ったのかもしれませんが。
自分のところの家庭はこのような感じではないですが
妙に現実感の強い1冊だった気がします。
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